シバタテクノテキス株式会社(木曽川商工会)

経営革新の取組みを始める

shibatatecnotex.jpg シバタテクノテキス株式会社(資本金1,000万円)は織機14台を活かした新しい活路を模索しています。高い技術力で行う「新製品開発」と、消費者に直売する「マーケティング活動」を独自で取り組む経営革新への挑戦です。

一宮市木曽川町など愛知県の尾州地域は日本を代表する機業地として長く栄えてきました。
しかし,繊維業界は中国など新興国の追い上げなどで厳しい業界環境にあります。中小企業では「工賃仕事」と言われるように、大手企業の下請生産が主です。激しい国際競争に見舞われている今、生産性の低い下請企業は廃業の危機が続き、繊維の地場産業は『不況業種』に指定されています。
こうした中で「新しいマーケットを自ら創造しよう」と、積極的な経営者の柴田 昇さんと子息の柴田和明(昭和52年生まれ)親子による経営革新の取り組みが始まったのです。
家族経営の企業は親子が高い志を共有して、積極的なチャレンジを行うときに成長の機会があります。この、父の持つ豊富な経営経験と子の持つ新鮮なアイデアを発揮するチャンスは、経営者の生涯に多くはありません。
シバタテクノテキスには「今こそ体質を変化させて繁盛しよう」という親子が共有した強い意志があります。この挑戦の方策を具体的にまとめたのが平成22年1月に愛知県の承認を受けた『経営革新計画』です。
計画では現在の下請け生産の一方 (1)独自にブランドを付けた自社商品を創り「メーカー活動」を行う (2)インターネットショップを立ち上げて「消費者の発注に直接応える」仕組みを創ります。
消費者に流行やデザインなどの情報を適宜に広く、ネットで提供して、顧客に直接、生地の切り売りを行う他、副資材、型紙など----関連品を販売します。希望する型紙から必要な生地をカットして宅配する新事業は「消費者には購入に無駄がなく合理的」という発想です。
経営者の父は、主力の下請け加工に加えて、既に、付加価値を持つ独自の生地の試作品造りをを行なっています。
後継者はインターネットを活用して消費者への他品種の生地類を「欲しいだけ直接販売」する販路の開拓計画です。
これから数年は親子が活動分野を分けて競い合う経営革新競争?です。
なお、後継者の柴田和明さんは木曽川商工会が取り組んでいる「木曽川産業クラスター創生協議会」の会長として、地元の中小企業の活性化研究のリーダーとして活躍しています。

(訪問第2回・平成22年6月30日・大橋隆士)

シバタテクノテキス株式会社の会社情報

所在地 愛知県一宮市木曽川町三ツ法寺字村主1
電話番号 0586-87-6448
E-mailアドレス info-tex@orihime.ne.jp

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